この3次元世界において、
自身が多次元に亘る存在であることを忘れ
輪廻転生を繰り返すシステムは
これを称賛し存在意義を高らかに唱えていた存在すらからも
打ち捨てられた、最早朽ちていくしかないシステムである。
しかも、この囚われからの脱却は、
どの立ち位置の存在も自己責任で行わなければいけないという、
それが当然である、という奥に忍ばせた欺瞞が見え隠れする
2重3重にトリックが張り巡らされた、手強い課題でもある。
ここに、それを知りつつ挑んだワンダラー達も
また、その一部分だけを知り得たものや、
違った話としての理解で飛び込んだワンダラー達も、
共に、苦戦している。それが現状だ。
そして
他もある。
この現状とは違う流れにある 存在、チーム、組織もある。
思惑が違えば、事情も変わる。
それらが、こんなにも近接し交わるのが、
この世界の特色であり、好まれた理由でもある。