2016年5月5日木曜日

ヒトならざるもの。



連携の続き。


時に、樹や風や石の中にかつての仲間を感じることがある。

それは、どの樹も石もそうである。というわけではなく。

特定のものであり、特定の期間、のこともある。

通信機か?とも思ったけど違うよう。

依代、のようなものか?

それをいうならば、ヒトもそう。  固定、結着の仕方が違うだけなのか。



遥か昔、共に同じ意志のもと、ここの地に足を踏み入れた。

そんな記憶があったものもあるし、

来た理由を同じくしているわけではないけども、

この地で新たに意志を交わしたものもある。


それは、ここの精霊や存在としてある者たちとの交流とは少し違う感覚。


あくまでも同業の匂い。



近頃、その同業以外の存在にも、興味を示し始めた自分がいる。

興味というより、気づいたのか。


例えば 龍 という存在。


宇宙的ドラゴンとは違い、あまり親しみはなかったのだけど

ここのところ気になることが増えた。


改めて意識を向けてみると、

彼らは彼らなりに、ここでの自分たちの存在意義を懸命に見出し

今がある・・・・というようなことが伝わってきた。



始まりは違うが、

ある意味、自分たちの現状とさして変わらない。

そんな風にも感じられたのだった。